マーケティング力とは、製品開発力×エリアマーケティング力である。

製品開発力もエリアマーケティング力も、それが力として発揮されるためには、マネジメント力が必要である。マネジメント力は、製品開発にも、エリアマーケティングにも、掛け算となって掛かってくる。

マネジメント力とは、会社規模でいえば組織開発であり、職場でいえば職場開発である。

職場開発とは、ミドルのマネジメント力の開発である。

結局、『マーケティング力』とは、「製品開発力」×「エリアマーケティング力」×「ミドルのマネジメント力」になる。

ミドルの主役は「プロダクトマネジャー」であり、「営業マネジャー」である。

活性化経営とは、極論すれば、プロダクトマネジャーと営業マネジャーの人材開発になる。その人たちが次々と育ち、活躍するため、人材開発と組織開発および仕組み開発は連繋させるべきである。

(2010年1月度MODコラム「活性化経営」長井和久)より