「何のためにマーケティングを行なうのか」が最初に問われる。我々のマーケティング活動と、人間尊重、消費者主権、社会貢献の間に矛盾があってはならない。日本を取り巻く環境はまだまだ厳しいものがあるが、たとえどんな困難があっても、日本のマーケティングの人間性と理性を保証しなければならない。国を没落させてはならない。日本の企業は、自由競争を勝ち抜いて21世紀の成功企業にならなくてはならない。

マーケティングの現場で働く人々の人生を豊かにするためには、マーケティングとマネジメントが表裏一体で真摯に活用されることが大切と考えている。社員の主体性の開発が知的生産の基礎であり、マーケティングの基礎であると考える。マーケティングの小集団活動を活発にすることが、生産性向上と社員の幸福の切札になる。

「プロダクトマネジャー養成講座」は、マーケティングとマネジメントを表裏一体で案内している。そのために「プロダクトマネジャー・マニュアル」を開発した。ブランド・ポジショニングの考えを中心に、製品開発、戦略立案、ネーミングやパッケージ開発、広告宣伝、販売促進、営業力強化について、その基礎と応用の方法を詳しく解説している。併せて、主体性開発、職場開発、組織開発についても詳しく解説している。

また、付近のスーパーやドラッグストア等を観察したり、そこで購入してきた食品、日用品、香粧品の現物をグループで分析研究するリアルプロジェクト・トレーニング(RPT)を取り入れている。グループ研究でリーダー役になると、人間尊重の理念やマネジメントの原理原則を使わざるを得なくなり、そのときマーケティング・チームのリーダーとしてのリーダーシップの必要性に気が付く。この自発的な気付きを大切にしている。

当講座の対象企業は、マーケティングカンパニーを目指す中堅・中小企業である。人間としての成長と、マーケティング力の向上を真の狙いとしている。

プロダクトマネジャー養成講座(一年コース)毎年5月開講 http://nagaimktg.com/productmaneger/

(2012年3月度MODコラム「第21回プロダクトマネジャー養成講座ご案内にあたって」長井和久)より