プロダクトマネジャーは、
経営戦略 ≒ マーケティング戦略 ≒ 製品開発 × エリアマーケティング
経営戦略 ≒ 組織開発戦略 ≒ 職場開発 ≒ 主体性開発
の連立方程式を日常的に解き続けねばならない。この「解」を出し続ける鍵は、主体性である。
社員はもともとその企業(メーカー)の製品が好きだから、その企業に入ってくる。この「好き」を刺激し、製品開発とエリアマーケティングに彼らの創造性を発揮させる。
「創造性の発揮」とは「長所の発揮」である。彼らの長所を製品開発とエリアマーケティングに集中して発揮させる。「長所の発揮」は「主体性の発揮」であり、自発的な能力開発になる。自分の力でTODOをリストアップすることは、自発的な能力開発である。
毎日のTODOに、製品開発のTODOとエリアマーケティングのTODO、およびこれに関連するコミュニケーションのTODOをリストアップさせることが、経営の連立方程式を解く鍵になる。組織開発の鍵になる。
プロダクトマネジャーこそが、この「解」を出し続ける当事者である。
(2009年4月度MODコラム「連立方程式を解く鍵」長井和久)