現場・現物を観察すれば、消費者ニーズ/差別化ポイントが見えてくる!
“ フィールドワーク ” による新商品開発・リニューアルの基本ステップと実践演習
インターネットに情報があふれ、ネット検索が便利な昨今、パソコンの上や会議室の中だけで答えを探そうとする人々が少なくありません。時代は変われども、マーケティングの基本は「現場・現物・現実主義」です。
フィールドワークは、既存商品のリニューアルや新製品開発に取り組もうとするとき、その初期段階で多大な効果を発揮します。言葉を換えると、マーケティング・リサーチをいくら繰り返しても、マーケティング・ミックスをいかに緻密に計画しても、その前にフィールドワークで “ 磨けば光る ” コンセプトの仮説を見つけていなければ、成功(売上)は期待できません。現場・現物・現実から、ヒットのヒントを探り出すのが「マーケティングのフィールドワーク」です。
本講座では、商品開発に携わっている方々を対象に、フィールドワークの5ステップを1日で実践、体験していただきます。さらに、ワークで収集した情報を基に「ラフ・商品企画書」を作成して、お持ち帰りいただきます。(最近、新商品発売・リニューアル発売が盛んなトクホや機能性表示食品の飲料を実習の題材にいたします。)
お金をかけずに、調査の事前に、半歩先のコンセプトの仮説を見つける方法を知りたい!という期待にお応えします。ご参加をお待ちしています。
【日 程】 2017年8月23日(水) 10:00~18:00
【会 場】 日比谷記念ホール(東陽町スクウェアビル)(東京メトロ東西線 東陽町駅)
【参加費】 34,560円(税込/テキスト付)
【定 員】 16名
【主催・事務局】株式会社テックデザイン
【講 師】 株式会社ナガイマーケティング研究所 代表 フィールドワーク・ファシリテーター 長井 菜穂子
売れる商品を創る人を育てる専門家。1972年 愛媛県生まれ。日本女子大学 家政学部 家政経済学科卒。
父・長井和久(ながい やすひさ)が、ユニ・チャーム株式会社での23年に渡る「マーケティング」と「人材開発・組織開発」の実務経験を統合し、1991年に当社を創立。創立時よりアシスタント業務を務める。父・長井和久が生涯現役にて他界。2013年9月より代表を継ぐ。
既存商品のリニューアルを題材に、若手メンバーがマーケティングを「知る・わかる」から「やってみる・できる」にステップアップする育成メニューを開発。現場・現物を観察するフィールドワークと“ 三人寄れば文殊の智慧 ”で集合天才になるワークショップを重視。また、トータル・マーケティングの実務を習熟できる総合講座『プロダクトマネジャー養成講座』を主宰。現在、第26期を開催中。過去86社672人が参加。リピート企業参加率は8割。開発・マーケ部員の必修講座としている企業も多数。
⇒ WEBで参加申込み:こちらのページから参加申込みいただけます
【プログラム】
Ⅰ.「売れる商品」とコンセプト
1.商品力とは
2.コンセプトの公式
3.消費者ニーズとは
4.消費者ベネフィットとは
⇒ 実習)商品現物から消費者ベネフィットを読み取る
Ⅱ.「フィールドワーク」とは
1.フィールドワークの3要素(①現場現物観察、②文献調査、③ヒアリング)
2.「製品開発システム」におけるフィールドワークの位置と価値
3.フィールドワークの3段階
4.フィールドワークは小集団活動(ワークショップ)で進める
Ⅲ.フィールドワークの実習
① ストアチェックと店頭観察の違い
② [ストアチェックシート]の紹介
③ 店頭観察の留意点
⇒ 実習)東陽町駅周辺でのストアチェックおよび店頭観察/集計・分析
⇒ 実習)話し手・聴き手の体験/ヒアリング情報から仮説を抽出
⇒ 実習)商品現物で年表(2003年~)をつくり、ヒット商品の系譜から次を予測
⇒ 実習)商品現物を比較分析して、未充足ニーズやコンセプトの仮説を立てる
⇒「顧客」「製品」「価格」を中心に構想し、1枚の商品企画書にまとめる
※普段ご自身がよく食べたり使ったりしている身近な商品を一つご持参ください。(食品、日用品、化粧品など何でも構いません。)実習の題材にします。
⇒ WEBで参加申込み:こちらのページから参加申込みいただけます