ターゲットの「好き!」を獲得するパッケージ・デザインのテスト手法
実習を通して学ぶ! 売れる商品パッケージの作り方
~SD法(Semantic Differential Method)によるパッケージ開発~
20世紀のデザインの神様、レイモンド・ローイ。彼がデザインをつくると必ず売れるという神話がある。
売れるパッケージの3条件は「目立つ」「理解できる」「好ましい」であり、頭文字をとって「メリコの法則」と言われる。
3条件の中で最も重要なのは ーーー 「好ましい」。「多くの消費者は、理性の働きで商品を選んでいるのではない。好き嫌いで選んでいる」という経験則がある。
株式会社ナガイマーケティング研究所では、SD法(セマンティック・ディファレンシャル法)をパッケージ・デザインの印象イメージの評価に応用し、レイモンド・ローイの秘密と言われた部分を誰にでもできるように手順化しました。
少人数(20~30人)の調査で、パッケージ・デザインの好き/嫌いを分けているイメージ要素の因果関係を掴むことができるテスト手法を実習でご紹介します。
「マーケティング」=「ブランド・マーケティング」である昨今、パッケージ・デザインによってターゲットの好き!を獲得するのは、ブランド力の強化のためにもとても重要です。
【日 時】 2017年11月22日(水) 10:30~17:30
【会 場】 日比谷記念ホール(東陽町スクウェアビル)(東京メトロ東西線 東陽町駅)
【参加費】 34,560円(税込)
※ プロダクトマネジャー・マニュアル〔第Ⅷ章 パッケージング〕(A4全82頁/税込6,480円)付き
【定 員】 先着 20名
【主催・事務局】株式会社テックデザイン
【講 師】 株式会社ナガイマーケティング研究所 代表 長井 菜穂子(ながい なほこ)
売れる商品を創る人を育てる専門家。
1972年 愛媛県生まれ。日本女子大学 家政学部 家政経済学科卒。
父・長井和久(ながい やすひさ)が、ユニ・チャーム株式会社での23年に渡る「マーケティング」と「人材開発・組織開発」の実務経験を統合し、1991年に当社を創立。創立時よりアシスタント業務を務める。父・長井和久が生涯現役にて他界。2013年9月より代表を継ぐ。
既存商品のリニューアルを題材に、若手メンバーがマーケティングを「知る・わかる」から「やってみる・できる」にステップアップする育成メニューを開発。現場・現物を観察するフィールドワークと“ 三人寄れば文殊の智慧 ”で集合天才になるワークショップを重視。
また、トータル・マーケティングの実務を習熟できる総合講座『プロダクトマネジャー養成講座』を主宰。現在、第26期を開催中。これまでに86社672人が参加し、リピート企業参加率は8割。若手~中堅社員が11カ月で商品開発のプロにみるみる変容し、即戦力になる。開発・マーケ部員の必修講座としている企業も多数。
⇒ 参加申込み方法:こちらのページから参加申込みいただけます
【プログラム】
Ⅰ.パッケージの重要性~商品価値の50%はパッケージで決まる
Ⅱ.よく売れるパッケージを開発するためのチェックポイント
・パッケージの表示効果を高める11のポイント
・ブランド・イメージを計画する3つのポイント
Ⅲ.パッケージ開発のステップ~計画から生産までの流れとポイントについて解説
ステップ1.歴史的教訓を調べる(過去に起きたトラブル・クレームの調査)
ステップ2.計画の作成とスケジュール化
ステップ3.パッケージ開発依頼書(ガイドライン)の作成
ステップ4.デザインの制作
ステップ5.パッケージ・デザインのテスト
ステップ6.パッケージの技術面のチェック(品質評価)
ステップ7.購買部門の調達活動と報告義務(購買部門との連携)
Ⅳ.パッケージ・デザインのテスト~実例で実習(3.5h)
【手法1】市販商品から好き嫌いの因果律を発見する「目立つ・好き・嫌い投票」
【手法2】SD法(Semantic Differential Method)によるパッケージ・イメージの測定
#実例で、実施手順/留意点/解析方法を解説します
Ⅴ.まとめ/質疑応答
※持ち物:よいパッケージだ!と思う商品(概ね1,000円以内の商品)を1つご持参ください。話し合いの題材にします。
⇒ 開催案内リーフレット(PDFファイル)
⇒ 参加申込み方法:こちらのページから参加申込みいただけます
追伸
新しいパッケージ・デザインをどう決めていますか?
デザイン会社からあがってきた複数のパッケージ・デザイン案を机の上に並べて、関係者でこれがよい、あれがよいと話し合いで決めたりしていませんか?
デザイン会社にパッケージ・デザインをどう依頼していますか?
イメージを伝えたのに、意図したものが上がってこないということはありませんか?
この度、プロダクトマネジャー養成講座(2日間×11カ月)の中でも、たいへん実践的!と好評なパッケージ・デザインのテスト手法を、初めて一日公開セミナーにてご紹介します。
ターゲットがそのパッケージ・デザインを好きか嫌いかは、やはり、商品の売れゆきを大きく左右しますが、好き/嫌いは、いわば本能的なので、どうアプローチしたらいいのか悩んでいる方は多いでしょう。
パッケージ・デザインの「好き」の作り込みに是非お役立てください。
この機会をお見逃しなく。ご参加、お待ちしています。