プロダクトマネジャー養成講座(一年コース)では、マーケティングの基礎とマネジメントの基礎を、初歩よりご案内(知る→わかる)し、実習や事例研究で「やってみる」→「一部できる」まで体験してもらうことを意図している。「成果をあげる」ためには、職場での実践が要る。

一年コースを受講すると、「マーケティングの体系とノルム」と「マネジメント(OD)の体系とノルム」の言語がわかるようになる。「マーケティング言語」と「マネジメント言語」が正しくわかり、正しく伝えられる能力は、マーケターや経営者として、しっかりした仕事をする基礎になる。

言語を正しく理解していないと、発信能力が弱くなる。英語を話せることも大切だが、このマーケティングとマネジメントに関する発信能力が「成果をあげる」ための基礎になるし、国際的なリーダーシップ発揮の基礎になることを再確認したい。

一年コースで言語能力、思考力を獲得したなら、それをさらに発展させて、実際の競争において勝ちたいと思うのは自然である。コトラーやケラーのブランドマーケティング理論を十分使いこなすようなレベルにまで自分を高めたいという欲求が起きて当然である。しかし、独学でここまで持っていくのは、やはり大変で、噛みくだいた指導が必要になる。

プロダクトマネジャー養成講座アドバンスでは、今後必要となる高度なマーケティング理論やマーケティング技能を図表や実際の事例を使ってわかりやすく解説し、「成果をあげる」には何をしたらよいかを案内している。元ユニ・チャームCMOの岡部高明氏を特別講師として招聘している。

耳から聞き、図形や資料を目で見て、幾何学的に、論理的に理解していただく。その直後、各自の実践経験も含めて、自分の言葉で受講生が感想や思いを相互に話し合ってみるという研究カリキュラムを設けている。その話し合いの場から出てきた疑問点については、すぐに質疑応答できる。

自分の頭と言葉でマーケティングを話し、考えを深めていくのは、責任ある立場に立つ皆様のビジネス人生にきっとプラスになると考えている。

皆様には、「マーケティングをやっていてよかった」という人生を送ってもらいたい。

プロダクトマネジャー養成講座(一年コース)毎年5月開講 https://nagaimktg.com/productmaneger/
プロダクトマネジャー養成講座アドバンス 毎年7月開講予定 https://nagaimktg.com/advance/

(2011年12月度MODコラム「ブランド力強化研究会の狙い」長井和久)より