1.自分は必ずマーケティングのプロになると決心している。

プロダクトマネジャーやブランドマネジャーには、担当ブランド全体の経営戦略を担う覚悟が必要である。市場戦争の参謀の仕事は決して生やさしいものではない。競争相手は、今やMBAの資格を持っている連中ばかりだ。彼らと対等に戦える人材に必ずなるという決心がいる。プロになるという主体性がどうしても鍵になる。

2.マネジメントの基礎を身に付けている。

営業でも生産でも購買でもよい。日常、現場でPlan→Do→Seeを実践している人は、マーケティングが初めてであっても、一生懸命取り組んでいれば、あるとき急にわかるようになる。マーケティングには実は、科学的アプローチのセンスが求められる。

3.自分の頭で考え、自分の手で文章が書ける。

自社の実態を自分の眼と自分の感覚で調べ、その上で仮説を構築できなければ、プランは作れない。プランとそのプレゼンテーションによって自分のコンセプト(企画アイディアや新しい価値)を訴えねばならないので、文章能力(ドキュメント能力と図表化能力)は必須である。論理思考に強く、自分の言いたい事を簡潔で適確な文章(言葉)にすることに慣れている人は有利である。

4.コミュニケーション能力が高い。

マーケティングの仕事は初めから終わりまでコミュニケーションの連続である。まず、消費者のニーズを聴き出さねばならない。社内外の開発、営業、調査、広告の人々と絶えずコミュニケーションで課題(テーマ)を共有し、相互に知恵を出し合って問題解決していかねばならない。人間関係が得意であることは大切な素養である。

5.知的持続力がある。

担当ブランドに関して、それこそ24時間365日考え続けることが求められる。極めて多忙の中いつでもどこでも出かけていって、フィールドワークから知的生産を生むのは、半分は好奇心、あと半分は連続集中思考の耐久力である。

※是非、上述のような素養のある方に、「プロダクトマネジャー養成講座」の毎月2日間×11ヶ月の充実したカリキュラムにご参加いただきたい。当講座は、マーケティングのノウハウはもちろん、マーケティングを推進するためのリーダーシップ、組織のあり方についても案内します。毎年5月中旬開講です。2月中旬から参加申込み受付を開始します。新しい出会いをお待ちしています。

「プロダクトマネジャー養成講座」案内ページ http://nagaimktg.com/productmaneger/

(2013年3月度MODコラム「プロダクトマネジャーおよびブランドマネジャーの素養」長井和久)より